【保護者必見】ネットの危険を子どもから守るためにできる3つのこと

保護者の皆さん、ネットの危険な環境からお子さんを守るために何か現状対策を打たれている方はいらっしゃいますでしょうか。

「子どもの方がスマホの操作詳しいし任せてる」

「家でしか使ってないから大丈夫」

こんな風に思われてる方、今すぐ考えを改めてください。近年ではネットなどでの犯罪も増えてきています。ご高齢の方だけでなくむしろ若者への注意を怠ってはいけません。

今回は、そんな子どもをネットの危険から守るために何ができるのか解説していきます。

ネットの危険から子どもを守るためにできる3つのこと

早速ではありますが、ネットが身近にあるのが当たり前のこの現代で、子どもを危険から守るにはどうすれば良いのか。子どものネット利用について、その対策や方法を3つ挙げて解説します。

ちなみに、「令和2年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」によると、専用のスマートフォンを利用している割合は、小学生で41.0%、中学生で84.3%、高校生では99.1%とのことで、小学生でもほぼ二人に一人、中学高校と上がるとほぼ全員が自分のスマホを所持していることになります。こちらを踏まえて、解説に移っていきましょう。

その①ペアレンタルコントロールの活用

まず一1つ目は「ペアレンタルコントロール」を上手く活用することです。ペアレンタルコントロールとは、初めて聞く方も多いと思いますが、子どものスマホなどの使用状況を保護者が把握したり、安全管理を行ったりするサービスです。

例えば、子どもがスマホでゲームをする場合、保護者のスマートフォンで、子どもの日々のプレイ状況を確認したり、プレイ時間や時間帯の調整、課金の制限等を行ったりすることができます。ただし、行き過ぎる管理は子どもから反感を買い逆に危険をはらむ行為に走る可能性があります。バランスを取った管理を心がけましょう。

その②段階を踏んだルール作り

2つ目は「ルール作り」についてです。やはり、一番重要なのが子どもとの「約束」です。特に重要なのは保護者の一方的な押し付けではなく、子どもと一緒に利用目的や利用場所・時間帯を話し合ってルールを決めることです。

今やスマホなしで生活する方が難しいでしょうから、完全に管理下におくのではなく、あくまで危険にならない範囲の妥協点で子どもが納得した状態で約束・ルールを決めることです。また、そのルールは、成長とともに少しずつ見直していくことが必要です。いつまでも同じルールでは子どもの反感を買い逆効果になります。

その③フィルタリング

最後は、「フィルタリング機能」の有効活用です。フィルタリング機能ではあらかじめ不適切な情報へのアクセスを制限することが可能です。うっかりでも故意にでも、危険なサイトにアクセスしないようコントロールしてくれる便利で安心できる機能です。

フィルタリングの範囲は様々ですが、暴力的なサイトやアダルトサイトなど比較的幅広く対応が可能です。なお、携帯電話会社では、18歳未満の子どもがスマートフォン等を利用する場合には、フィルタリングサービスについての説明や設定を行っています。子どもの年齢や使い方によってレベル設定が可能で、利用したいサイト、SNS等の個別設定もできますので、上手く活用し子供の安全を守りましょう。

YouTube 年齢制限を活用しよう

「子ども」「ネット」といえば一番に思い浮かぶのは、YouTubeですね。実は、YouTubeにも「年齢制限」という一種のフィルタリング機能があるのをご存知でしょうか。

YouTubeの動画で年齢制限がかかるのは18歳未満ですが、13歳未満はそもそもアカウントの作成自体が禁止されています。

  • 下品な表現
  • 暴力的な内容
  • 性的な内容
  • 有害・危険な活動を含む描写

こういった内容が、年齢制限機能によって排除されています。

おすすめ セキュリティソフトも活躍

これまでいくつか対策や危険から遠ざかるための方法を紹介しましたが、ある程度限界があるのも事実です。そこで活躍するのが「セキュリティソフト」です。やはり、セキュリティに特化して作られているので、機能や性能は安心できるでしょう。

例えば、個人的なおすすめで言うと「ノートン 360」です。ウイルス対策、セキュアVPN、ダークウェブモニタリング など、保護機能が幅広く搭載されています。30日間のお試し期間もあります。

最後に

いかがでしたでしょうか。近年はネットに関わらない人の方が少ない時代ですが、新しくて楽しくて便利なものには必ず危険がつきものです。

まだまだ判断力に欠けるお子さんを守れるのは親や周りの大人です。しっかりと守ってあげましょう。