長年にわたって世界中で愛され続けている『ドラゴンボール』シリーズ。その長い歴史の中で、避けて通れない話題のひとつが「声優交代」です。とくに最近では、『ドラゴンボールDAIMA(ダイマ)』にて複数の主要キャラクターで声優の変更が行われたことが、ファンの間で大きな話題となりました。
そこで今回は、ドラゴンボールの声優交代の経緯やその理由、そしてファンのリアルな反応をご紹介します。
目次
ドラゴンボールの主要キャラ声優交代一覧
ドラゴンボールシリーズでは、これまでに何人かのキャラクターが途中で声優交代しています。代表的な例を挙げると、以下の通りです。
- ブルマ:鶴ひろみさん→ 久川綾さん
- ミスター・サタン:郷里大輔さん→ 石塚運昇さん→江原正士さん
- 亀仙人:宮内幸平さん→増岡弘さん→佐藤正治さん
- チチ: 荘真由美さん→渡辺菜生子さん
- ナレーション&界王様など:八奈見乗児さん → 龍田直樹さん
ドラゴンボールDAIMAでの声優交代
最新作『ドラゴンボールDAIMA』では、物語の設定上、主要キャラたちが子どもの姿に戻ることから、声優陣も一新されました。以下のように、ドラゴンボールのほとんどの主要キャラクターで声優交代が行われています。
- ベジータ:堀川りょうさん → 三野雄大さん
- ブルマ:久川綾さん → 中原麻衣さん
- ピッコロ:古川登志夫さん → 山口智広さん
- クリリン:田中真弓さん→金田アキさん
- ヤムチャ:古谷徹さん→鈴木崚汰さん
- トランクス:草尾毅さん→代永翼さん
- デンデ:平野綾さん→後藤恵里菜さん
- ミスター・ポポ:川津泰彦さん→斉藤貴美子さん
- 界王神:太田真一郎さん→小林由美子さん
- キビト:青森伸さん→半田裕典さん
- 魔人ブウ:塩屋浩三さん→安室志穂さん
ドラゴンボールのキャラが声優交代したのはなぜ?
ドラゴンボールのキャラの声優交代にはいくつかの理由があります。
声優の高齢化による交代
1986年に放送が始まったドラゴンボールは、長寿シリーズゆえに声優陣の高齢化も進んでいます。長年同じキャラクターを演じてきたベテラン声優たちも、体力や声質の変化によって演技の継続が難しくなり、やむを得ず若手にバトンを渡すケースが増えてきました。
ドラゴンボールDAIMAでのキャラ設定の変化
アニメ最新作『ドラゴンボールDAIMA』では、キャラクターたちが子ども姿に変化するという新たな設定が導入されました。これに伴い、声の印象も一新され、より高く若々しい声が求められるように。そのため、若手声優が新たにキャスティングされることになったのです。
訃報などによる交代
中には、声優の急逝や病気といった避けられない事情で交代が行われたケースもあります。たとえば、ブルマ役の鶴ひろみさんが亡くなられた際には、久川綾さんがその後を引き継ぎました。
賛否両論?ドラゴンボールの声優交代を受けてのファンの反応
ドラゴンボールの声優交代には賛否があり、SNSでは「新しい声も良い」「違和感がある」と意見が分かれています。特に長年親しまれてきた声にはファンの強い愛着があるため、変更に戸惑いを感じる人も少なくありません。
まとめ
ドラゴンボールの声優交代は、シリーズが長く続いてきたからこそ避けられない出来事です。しかし、作品が時代とともに進化し続けるための新しい一歩とも言えるでしょう。
これまで愛されてきたキャラクターたちが、新しい声優たちによって新たな命を吹き込まれ、また次の世代へと受け継がれていく…。そんな変化も含めて、『ドラゴンボール』という作品の歴史を一緒に楽しんでいきたいものですね。