プロ野球選手の中には、アイドルと結婚した選手も多くいます。時には批判されることもあるアイドルとの結婚ですが、結婚を機に成績を上げた選手も多くいますよ!
今回はアイドルと結婚して成績が良くなった野球選手を紹介します!
目次
高橋奎二
アイドルと結婚してから成績が良くなった選手の代名詞的存在なのが、東京ヤクルトスワローズの高橋奎二選手です。高橋奎二選手はかつてAKB48で「神7」の一人に数えられた大人気アイドル、板野友美さんです。結婚したのは2021年1月のこと。では、その前年の高橋奎二選手の成績はというと、10試合9先発で防御率3.94、1勝3敗というお世辞にも良いとは言えない数字だったのです。高卒でプロ入りしたとはいえ、プロ入りから2シーズンは一軍登板がなく、2019年には20登板19先発したものの4勝6敗防御率5.76と、それまでは結果を残せていなかったのですね。
結婚の二年後にはWBC戦士に!
勿論結婚当時も期待の若手ではあったのですが、結婚直後の2021年シーズンは14登板13先発と前年より登板数を増やし、4勝1敗という成績。この数字は物足りないかもしませんが、78イニングを投げて防御率は2.87、もっと勝ちがついていてもおかしくない優秀な成績でしたよ。更に2022年には17先発で8勝2敗と勝ち数を伸ばし、防御率2.63!この活躍をもって2023WBC日本代表にも選ばれ、世界一の一員となりました!2023年は少し不調だったものの、板野友美さんの助けもあって大ブレイクを果たしたと言っていいでしょう。
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宇佐見真吾
続いて紹介するのは、中日ドラゴンズの宇佐見真吾選手です。2022年の11月にももいろクローバーZの高城れにさんと結婚されましたよ。球界には有名なももクロファン「モノノフ」も多く、この結婚には球界が少しざわつきました。尤も宇佐見真吾選手自身もモノノフだったようですけどね。大卒で読売ジャイアンツに指名され入団した宇佐見真吾選手。ジャイアンツには捕手に強力なライバルが多く、2019年に北海道日本ハムファイターズにトレード移籍。出場試合数は増やし、2022年には81試合237打席に立って打率.256とまずまずだったものの、レギュラー確保には至っていませんでした。
環境激変で成績良化!?
結婚して、気持ちも新たに臨んだ2023年シーズン、開幕スタメンを掴んだにも関わらず前年とは打って変わって不振に陥り、15打席ノーヒットで二軍に落ちてしまいます。そんな宇佐見真吾選手に告げられたのが、中日ドラゴンズへのトレード。なんと結婚早々移籍二度目のトレードを経験したのです!家族でバタバタしたことでしょうが、宇佐見真吾選手はドラゴンズでその才能を開花させました。6月19日からの加入ながら、ドラゴンズで69試合に出場、226打席に立ち、打率は.282。キャリアハイと言っても良い成績を残しました。結婚のおかげかトレードのおかげか分かりませんが、高城れにさんの支えがあったのは間違いないでしょう。
田中将大
アイドルと結婚した野球選手といえば真っ先に思いつくのが田中将大選手、という人も多いはず。東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大選手は2012年1月にハロー!プロジェクトのカントリー娘として活躍された里田まいさんと結婚されました。駒澤大学附属苫小牧高等学校で活躍し「世代最強エース」とも呼ばれた田中将大選手は高卒ながらルーキーイヤーでリーグ最多の28先発に11勝、プロでも一流の成績を残し続けました。
伝説の記録もメジャーでの活躍も妻の支えのおかげ
そんな田中将大選手を結婚して成績が良くなった選手の括りに入れて良いものか少々悩みますが、結婚が2012年ということは伝説の「24勝0敗1セーブ」を達成したのは結婚後(2013年)ということになります。2014年からは田中将大 メジャーリーグに挑戦、異国の地で活躍を続けましたが、これらの活躍にも里田まいさんの献身が大きく影響していることでしょう。
最後に
今回はアイドルと結婚して成績が良くなった野球選手について紹介しました。
結婚した野球選手は、成績を落としてしまうと奥様の方が悪く言われてしまうこともあります。勿論心無い声を挙げる方が悪いのですが、家族を守るためにも結婚した野球選手にはより一層頑張って欲しいですね。