2024年に公開されたディズニーピクサーの映画「インサイドヘッド2」、主要キャラクター「ヨロコビ」の日本語版の声優が第一作から第二作で変わったことでも話題になりましたが、第二作でヨロコビを担当したのは声優の小清水亜美さんです。
今回は小清水亜美さんがこれまで演じてきたキャラクターについて紹介します。
目次
小清水亜美のキャラまとめ
2003年頃から声優として活動している小清水亜美さん。これまで演じてきたキャラクターについて紹介していきますよ。
ヨロコビ(インサイドヘッド2)
最初に紹介するのは「インサイドヘッド2」の「ヨロコビ」です。一人の少女の頭の中の「悲しみ」「怒り」といった感情がそれぞれキャラクターとして描かれるという作品であるインサイドヘッド。小清水亜美さんが演じた「ヨロコビ」もその中の一人、喜びの感情を擬人化した存在です。
第一作でヨロコビを演じたのは竹内結子さんでしたが、第一作から第二作の間に竹内結子さんはこの世を去り、そういった事情もあってインサイドヘッドのヨロコビの声優は変わったのですね。第二作から小清水亜美さんが演じています。
出典:シネマトゥディ
ナージャ・アップルフィールド(明日のナージャ)
続いて紹介するのは「明日のナージャ」のナージャ・アップルフィールドです。ロンドン郊外の孤児院で育った主人公、ナージャが母の生存を知り、母親捜しの旅に出るという物語です。
2003年にテレビ朝日の日曜朝の枠で放送された作品で、「おジャ魔女どれみ」シリーズと「プリキュア」シリーズの丁度間にあたる作品であった明日のナージャは決してヒットした作品とは言いづらい作品です。それでも、声優としてのデビュー作である本作は小清水亜美さんにとってとても大きな作品のようですよ。
紅月カレン(コードギアス)
続いて紹介するのは「コードギアス」シリーズの紅月カレンです。2006年に放送開始された、サンライズ制作のSFロボットアニメで、主人公であるルルーシュが殺された母の復讐、そして妹の未来のために「神聖ブリタニア帝国」へ反逆するという物語です。
小清水亜美さんが演じた紅月カレンはルルーシュ率いる「黒の騎士団」のエースパイロットであり、次第にルルーシュに惹かれていく同作のヒロインの一人という立ち位置でした。コードギアスは2019年に最新作の映画が公開、息の長いシリーズであり小清水亜美さんも長年紅月カレンを演じています。
原村和(咲-Saki-)
続いて紹介するのは「咲-Saki-」シリーズの原村和です。ヤングガンガンで連載されている小林立さんの漫画のアニメ化作品で、女子高生が競技会などで麻雀の腕を競うという物語です。2009年に第1シリーズが放送、その後も続編アニメやOVAなどが制作されており、小清水亜美さんは同作とも長い付き合いになっています。
小清水亜美さんが「咲-Saki-」で演じた原村和は、アイドル的な人気と理論に裏打ちされた天才的な実力を持つ、本作の準主人公的存在ですよ。
北条響(スイートプリキュア♪)
続いて紹介するのは「スイートプリキュア♪」の北条響です。長年にわたって根強い支持を受け続けるプリキュアシリーズの中でも2011年から2012年にかけて放送された作品で、6代目のプリキュアにあたります。
小清水亜美さんが演じた北条響はキュアメロディに変身する少女で、同作でも主人公にあたる存在です。明日のナージャから8年を経て、小清水亜美さんは再びテレビ朝日の日曜朝のアニメで主人公を演じることとなったのですね。
木野まこと(美少女戦士セーラームーンCrystal)
続いて紹介するのは「美少女戦士セーラームーンCrystal」の木野まことです。往年の名作「美少女戦士セーラームーン」を2014年にリメイクした作品で、2023年までにかけてアニメ3シリーズ、映画2作(それぞれ前後編)が制作されました。
小清水亜美さんが演じた木野まことはセーラージュピターに変身する少女で、ボーイッシュな性格で怪力の持ち主でもあります。高身長であり言葉遣いなどから不良で乱暴者だという噂を流されているものの、乙女チックな一面も持っているキャラクターですよ。
美雲・ギンヌメール(マクロスΔ)
続いて紹介するのは「マクロスΔ」の美雲・ギンヌメールです。1982年より続くマクロスシリーズの、アニメとしては7作品目となる作品で2016年に放送、その後2021年には完全新作の劇場版が公開されています。
小清水亜美さんが演じた美雲・ギンヌメールは、同作に登場する音楽ユニット「ワルキューレ」のエースボーカルです。年齢や素性、経歴の一切が不明とされるミステリアスな美女ですが、物語の中で本人さえも知らなかった正体、「星の歌い手のクローン」であることが明かされます。
サディナ(盾の勇者の成り上がり)
続いて紹介するのは「盾の勇者の成り上がり」のサディナです。ネコユサギさんのライトノベルを原作とするアニメ作品であり、2019年にアニメ第1シリーズが放送。その後もシリーズは続き、2025年7月より第4シリーズが放送されています。
「盾の勇者」として召喚された主人公がその高い防御力を駆使して戦っていく異世界ファンタジーで、小清水亜美さんが演じたサディナは銛の勇者であるシャチ系の亜人です。ヒロイン、ラフタリアから姉のように慕われているキャラクターですよ。
レッド(アークナイツ)
最後に紹介するのは「アークナイツ」のレッドです。2019年に中国版、2020年にグローバル版がリリースされたスマートフォン向けゲームアプリで、アニメも2022年に第1シリーズが放送、2025年7月より第3シリーズが放送されています。
「源石」と呼ばれる特殊な鉱石が人々に恩恵と疫病をもたらすとされる世界で描かれる物語です。小清水亜美さんが演じたレッドは主人公たちが属する組織「ロドス」の特殊部隊「S.W.E.E.P.」に所属する暗殺専門のオペレーターで、ロドスの3トップの一人であるケルシーの命を受けて潜入や脅威の排除などを行います。
最後に
今回はインサイドヘッドのヨロコビの声優が変わった後の担当である小清水亜美さんのこれまで演じてきたキャラクターについて紹介しました。ちなみに小清水亜美さんは12歳の時に劇団若草に入団したという過去があります。小学生の時から芝居をすることや、みんなで劇のようなひとつのモノを創り上げるという空気が好きだったんですって。小清水亜美さんのこれからの活躍からも目が離せませんね!